物語の始まり

2020-04-26

それは愉快で気楽な1日のはずだった。あなたは助手のジェニーによる監督官研修を難なくこなし、現監督官・ジェイコブからの賞賛を得た。その労いにあなたは大事にとっておいたファンシーラッドケーキを美味しくいただき、満面の笑みで眠りにつく……


そして夢の中にいたあなたは鳴り響くサイレンに目を覚ます。


寝ぼけ眼で状況を確認しに向かったあなたはVaultの扉の前で足を止める。厚さ4インチ、重さ13トンを誇る重い扉。Vaultと外界を遮断する大事な防壁が、なんと全開になっていたのだ――あんぐりと開いたあなたの口のように。その上、ジェイコブの姿が見当たらず、さらにはVaultに必要不可欠であるテラフォーミング装置が持ち出されていた。Vaultはパニックに陥り、監督官という重責もまた後継者であるあなたの肩に圧し掛かることとなった。


幸いにも、扉の外に現れた招かれざる客に悪意はないようだ。彼らはミニッツメンと自称しているが、どうも不格好である。しかし、彼らはVaultの扉を修理してくれた上に、失踪した監督官――いや、「元」監督官の捜索に協力してくれるという。旅の準備を済ませた後、あなたはスタージェスというミニッツメンのエンジニアと共にVaultを出発した。ウェイストランドで初めて浴びる太陽の温もり、空気に充満する放射線を帯びた塵の匂い。あなたは複雑な気持ちに駆られる。恐怖?好奇心?それともワクワクしているのか?


続きはぜひゲーム内でお楽しみください。驚きいっぱいのウェイストランドがあなたを待っています!